医療判例解説 第86号 2020.6発売
●「特集 − 乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)」

「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)とその歴史」
◇甲南大学 法学部 教授 笹倉 香奈

「特集関連事例 2選」
  • 被告人による揺さぶりではなく、長男が幼児を床に落として急性硬膜下血腫が生じた可能性を排斥できないと、原審を破棄し被告人は無罪とした事例
    大阪高裁:令和2年2月6日判決
    事件番号:平成30年(う)第387号

  • 生後2ヶ月の幼児の死亡原因は、外力ではなく、内因性の脳静脈洞血栓症等である疑いが生じているとして、原審を破棄し被告人は無罪とした事例
    大阪高裁:令和元年10月25日
    事件番号:平成29年(う)第1278号
●「指標事例 2選」
  • ガンマナイフ治療のため部分的脳腫瘍摘出手術を行った際、手技上の過失等により高次脳機能障害等が残ったとして損害賠償を求めた事例
    名古屋地裁:令和元年6月14日判決
    事件番号:平成28年(ワ)第4667号
  • 肝生検をCTガイド下等でなくエコーガイド下で実施したため、肺に針が刺さり空気塞栓症による後遺障害が生じたとして損害賠償を求めた事例
    東京地裁:令和2年1月23日判決
    事件番号:平成29年(ワ)第30300号


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